
エキストラはドラマや映画に欠かせない役柄です。でも、エキストラの知らないことばかりではないでしょうか。現在、ドラマや映画の主役になる人もエキストラの経験がある人も多くいます。
今回は、エキストラの仕事内容や報酬(ギャランティ)についてご紹介します。
エキストラとは

エキストラ(extra)とは、ドラマ、映画など通行人や群衆などセリフがない役柄のことです。飲食店のスタッフや他のお客さん、オフィスでの従業員などシーンも様々です。
メインキャストの後ろで声を出さず食事をしたり、仕事をしたりなどメインを邪魔せず演技をすることが必要となります。控室が大部屋を振り分け割れることから、大部屋俳優、大部屋女優と呼ばれることもあるそうです。
エキストラのメリット・デメリット
メリット
エキストラのメリットですが、やはり芸能人に会える事ではないでしょうか。ドラマや映画で活躍している役者さんの演技を間近で見ることもできます。また、発売前の商品を知ることができたり、公開前の内容を知ることができます。テレビや映画撮影の裏側も見る事ができ、テレビの裏側や撮影方法に興味がある人も勉強になります。
デメリット
エキストラのデメリットは、拘束時間が長く、報酬(ギャランティ)が安いことが多いでしょう。1つのシーンを撮影するだけでも、何時間もかかることがあります。同じシーンの場合は、同じエキストラの人が必要になるため、撮影が遅れている場合も待たされたりすることもあります。また、撮影しても必ず映るとは限りません。せっかく撮影したのにカットされて映ってなかったということもあります。
エキストラの勤務条件は?
収入面(ギャランティ)
基本的には日給制になります。1日の撮影で数千円ということが多く、交通費も込みになることが多いため、交通費でなくなってしまうということもあります。
勤務時間
勤務時間も撮影時間によって様々です。数時間で終わる場合もあれば、1日かかって撮影する場合もあります。拘束時間が長く、金額に対して割に合わないと思うこともあるかもしれません。
衣装も自前での準備が必要
衣装に関しても、身の回りのものも基本自前で準備が必要になります。特殊な衣装(時代劇、警察官、消防士等)は準備して頂けるのですが、シーンに合わせて衣装依頼があります。オフィスの場合は、スーツやオフィスカジュアルが必要になり、また、季節に合わせて夏服や冬服などが必要になります。撮影のシーンを理解し、準備できるようにしておくと急な依頼にも対応できるでしょう。
キャラクターやブランドロゴが入っている服は禁止な事が多いため、避けるようにしましょう。
エキストラになるには
芸能事務所・芸能プロダクションに入る
芸能事務所・芸能プロダクションに入ってエキストラになることができます。エキストラ専門の芸能事務所から、役者事務所でもエキストラ部門がある芸能事務所もあります。芸能事務所に入ることにより定期的に撮影の紹介をもらうこともできます。また、キャリアを積むとエキストラ以外のお仕事も声がかかることがあります。将来的に役者になりたい人も芸能事務所に所属し、エキストラから始めるのもおすすめです。
芸能事務所に所属する場合は、エキストラでもプロフィールを作成するため、宣材写真が必要になることが多いため初期費用がかかる可能性もあります。
無報酬ボランティアエキストラ
ボランティアエキストラと呼ばれるエキストラもあります。これは、テレビ局や番組などが芸能事務所などを通さず募集しているエキストラです。無報酬ボランティアとされ、ギャランティが出ないことも多く、ギャランティは出ないけど番組のノベルティをプレゼントするということもあります。番組の観覧も無報酬になることが多いです。芸能人にあってみたい人や撮影現場を見てみたい人にはおすすめです。
地元撮影になるとフィルムコミッションなどで地元の人に撮影に参加してもらう無報酬ボランティア募集もあります。撮影数は少ないかもしれませんが、住んでいる場所で検索してみるのも良いでしょう。
但し、2020年9月現在は新型コロナウイルス感染対策の為、無報酬ボランティアエキストラを募集は少なくなっています。再開時期に関しても未定の部分が多く、こまめにチェックする必要があります。
エキストラから役者にもなれる?
将来役者を目指している人も、エキストラから役者になることもできます。若手役者が現場経験の為にエキストラを経験する人もいます。エキストラで一緒に参加していた人が、将来、大物役者になるということもあるかもしれません。
現在、様々なドラマやバラエティなどで活躍されている唐沢寿明さんも若手時代にはエキストラやスーツアクターなどの経験もされています。
エキストラの中にはレギュラーエキストラと呼ばれる人もいます。レギュラーエキストラとは、主人公の同僚や主人公のクラスメイトなど、決まったシーンになると呼ばれるエキストラです。メイン役者さんの近くにいることが多く、台本にはなかったセリフが急に与えられる場合もあります。大人数のエキストラよりも演技力が必要となりますが、役者さんとのセリフの掛け合いすることもあり、ご自身の経験にもなります。
エキストラから役者になる方法として、現場でスタッフさんに気に入られると次回作にも呼ばれることもあります。言われたことをすぐ理解できたり、回数を重ねてスタッフさんに顔を覚えてもらうという役者もいます。また、特技があるとプラスになることもあります。運転するシーンでは運転免許を持っている人、時代劇では殺陣や乗馬など、特技があると強みにもなります。
エキストラの心構えとは

エキストラは目立ちすぎないことも大事です。メインの役者さんの邪魔をしないことは大事です。
また、役者さんに自分から話しかけないようにしましょう。エキストラでも1人の役者としてたち振る舞い、ミーハー気分を出さないように注意しましょう。
エキストラバイトを募集している事務所
東京
株式会社アンカット キャラJOB https://job10.jp/
株式会社ミューズ https://muse-sava.com/
大阪
公益財団法人大阪観光局 大阪フィルム・カウンシル https://www.osaka-fc.jp/extra/
福岡
株式会社アーツエンターテインメント http://arts-pr.jp/business.html
まとめ
今回はエキストラについてご紹介しました。芸能界に興味があるけど、なかなか自信が持てないというかたもエキストラから初めてはいかがでしょうか。テレビの裏側をしれたり、演技に興味が湧いたりなど新しい発見があるかもしれません。役者を目指す人にも一流役者さんの演技を間近に感じられるチャンスにもなります。

